【グローバルアイ】安倍氏の一言に一喜一憂する韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.17 07:01
「〔文在寅(ムン・ジェイン)大統領は〕非常に物腰が柔らかい、紳士ですね。もっと頻繁に会えるような関係が作れれば」
先月末、韓国を騒がしくさせた安倍晋三首相の言葉だ。去年12月29日に放送された「BSテレビ東京」のインタビューだったが、収録は放送の2日前に行われた。収録当日の発言録を入手して読んだところ、韓国関連の部分は4分程度だった。
正式な首脳会談が15カ月ぶりに開かれてから3日後のことだったが、安倍氏の態度は以前と変わらなかった。徴用問題に対しても「約束が守られなければ国と国との関係は成立しない」と話した。その中で、文大統領について尋ねる司会者の質問に、仕方なく短く上記のようにコメントしたのがすべてだった。それでも韓国では会談以降、安倍氏の態度が大きく変わったかのように大騷ぎになった。「韓国ではこの発言がなぜニュースになるのか」という日本人の知人の指摘に顔が赤くなるほかなかった。