デュポン、韓国でフォトレジスト生産…半導体核心装備の「脱日本」開始
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.09 12:03
グローバル科学素材企業デュポンが半導体の核心素材「極端紫外線(EUV)用フォトレジスト」の生産工場を韓国に建設する。EUV用フォトレジストは、日本が昨年韓国への輸出を統制した3大品目の一つ。早ければ来年から国内での調達が可能になる見通しだ。日本への依存度が高い素材・部品・装備の調達の多角化に一歩近づいたという評価が出ている。
◆328億ウォン投資申告書をKOTRAに提出
産業通商資源部によると、デュポンはEUV用フォトレジスト生産工場を国内に構築するため大韓貿易投資振興公社(KOTRA)に投資申告書を提出した。8日(以下、現地時間)に成允模(ソン・ユンモ)産業部長官が米国でデュポンのジョン・ケンプ社長に会った席でだ。投資規模は2021年までに計2800万ドル(約328億ウォン、約30億円)。生産工場は天安(チョンアン)に建設される予定だ。