ゴーン氏「日本の政治検察が私の魂を破壊」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.09 07:03
日本からレバノンに劇的に脱出した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏が8日(現地時間)、ベイルートで記者会見を行い、日本を糾弾した。ゴーン氏は8日、記者会見の冒頭発言で、自身が拘束されたことは陰謀であり人権に反する「悲劇(travesty)」と批判した。また「日本の東京地方検察庁は政治検察」としながら「過去14カ月間、私の魂を破壊した」との主張もした。
今回の記者会見は、ゴーン氏が日本脱出後、公開の場に登場する初めてのものだった。また、2018年11月に日本で拘束されて以来、初めて開く記者会見でもあった。ゴーン氏は先月29日、自宅軟禁の隙を突いて、新幹線に乗って東京の自宅から大阪に移動した後、専用機便でレバノン・ベイルートに脱出した。ゴーン氏はレバノン系であり、フランス国籍も持っている。