7インチDVDプレーヤー、MP3内臓フォン…20年前のCESは「日本企業の天下」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.07 15:44
米ラスベガスで7日(現地時間)、「CES2020」が開幕する。今回の「CES2020」は5G技術、自動運転、ブロックチェーン、ロボティクス、人工知能(AI)、スマートシティなど未来の技術を見ることができる。かつてテレビのような家電製品博覧会だったCESが全世界の技術トレンドを主導する核心展示会に生まれ変わるまで、CESにはどのようなことがあったのだろうか。20年前の「CES2000」を振り返ってみよう。
1967年に始まったCESは現在のような先端技術の場ではなかった。革新的な商品が登場することもあったが、1990年代まではラジオ、テレビ、生活家電などの新商品の展示が中心だった。1990年代末にインターネットと情報通信技術が普遍化し、2000年代に入ってマイクロソフトやインテルなどIT業界がCESに参加したことで、家電からITに領域が拡張し始めた。2010年代以降のCESは情報通信技術(ICT)をはじめドローン、3Dプリンティング、AIなど先端テック技術の競演場となった。
20年前の「CES2000」に戻って当時の技術トレンドを見てみよう。1999年は21世紀への世紀転換を控え、コンピューターが年度を認識をできない「ミレニアムバグ(Y2K)」イシューがあった年だ。当時、CESは2000年1月6-9日に開催されたが、開催前からY2K問題を懸念するメディアが多かった。しかし実際には産業界があらかじめY2Kを予防するハードウェアとソフトウェアを開発し、問題は発生しなかった。