ノーベゼルvsロールダウン…サムスン・LG、米CESでテレビ戦争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.06 17:24
2社は今年のCESで相手が指摘した弱点を技術的に克服した新製品を発表する。特に、2社はこれまで画質をめぐって相手を狙った誹謗戦も辞さないほど激しい攻防戦を繰り広げてきた。LGが昨年9月に欧州最大の家電見本市「IFA2019」で「サムスン電子8K QLEDテレビの画質は鮮明度(CM)が国際基準値に達していない」と主張しながらだ。LGエレクトロニクスは記者懇談会でサムスン電子製品を分解してみせたりもした。その後、YouTubeの広告を通じて2社は誹謗広告戦を展開したりもした。
サムスンはこれに対してCESを主管する米国消費者家電協会(CTA)の8K認証獲得で対抗した。LGがこれまで問題にしていた鮮明度(CM)をCTAの要求基準である50%以上に引き上げて認証を受けたのだ。CM値を上げたが、サムスンはLGの主張に同意できないとの立場だ。「CMは1927年にブラウン管テレビ時代に作られた概念であるため、8Kのような超高解像度ディスプレーを評価するには適していない」という理由からだ。