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【コラム】金は血よりも濃い…韓進家の経営権争い

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.01.04 13:12
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趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進(ハンジン)グループ会長が2日、大韓航空本社で開かれた仕事始め式で「我々がこれから歩き出す一歩は、白い雪の上に残る最初の足跡のように、大韓航空の新しい歴史に刻まれる意味のある足跡になるだろう」と述べた。特に「一人でなく全員が一緒にその道を歩けば、喜びと楽しさはさらに大きくなるだろう」と話した。

グループ経営権をめぐる総帥一家の葛藤が深まる中、新年最初のメッセージで「和合」を強調した。自身の人事に反旗を翻した趙顕娥(チョ・ヒョンア)元大韓航空副社長の肩を持ったと伝えられた李明姫(イ・ミョンヒ)チョンソク企業顧問とクリスマスに激しく口論してから5日後に謝罪文を電撃発表したのに続く、もう一つの収拾策だ。「姉弟の乱」から「母子の乱」にまで広がった総帥一家の葛藤のため世論が悪化すると、急いで対応に乗り出したとみられる。

 
趙源泰会長が母(李明姫)・姉(趙顕娥)・妹(趙顕ミン韓進KAL専務)に対して和合の姿を見せたが、一家の和解は容易でない見通しだ。「血は水よりも濃し」というが、無数に繰り返される財界の経営権争いを見ると「金は血よりも濃し」だからだ。遠くを見るまでもない。韓進家で遺産相続をめぐり2世の兄弟が争って出て行った。いわゆる「奇奇(長男の故趙亮鎬韓進グループ会長、三男の故趙秀鎬韓進海運会長)偶偶(二男の趙南鎬元韓進重工業会長、四男の趙正鎬メリッツ金融持株会長)」に分かれて各自の道を歩み、最後まで和解しなかったという。陸・海・空総合物流企業として財界8位まで成長した韓進グループは兄弟が争って会社が傾き始めた。かつて世界4位だった韓進海運は2017年に破産した。趙南鎬(チョ・ナムホ)会長は韓進重工業の経営権を失った。韓進家だけではない。現代(ヒョンデ)家、斗山(トゥサン)家、錦湖(クムホ)家も兄弟間の争いでグループが分裂した。このうち現代車グループを除いて会社は以前のようではない。

韓進家の家族間の争いも一段落したというよりは、しばらく潜伏していると見るべきだろう。3月の株主総会で趙会長が社内取締役に再選任されるかどうかが決まるからだ。趙源泰会長が出席株主の過半数の賛成を得ることのできない場合、グループ経営権を失う可能性がある。現在、韓進グループの持ち株会社の韓進KALの構図は霧の中だ。趙源泰会長は自身の持ち株6.52%とチョンソク仁荷学院・チョンソク物流学術財団・一宇財団などの持ち株3.38%を行使できる。経営権を握っているため米デルタ航空(持ち株比率10%)も趙源泰会長を支持する可能性が高い。趙顕娥元副社長(6.49%)、趙顕ミン専務(6.47%)、李明姫顧問(5.31%)の持ち株比率は似ている。単一株主では持ち株比率が最も高い姜成富(カン・ソンブ)代表のKCGI(17.29%)、8-9%で急激に増やしたバンド建設の選択によって韓進グループ経営権の行方が変わることもある。

このように世間の目は韓進家の経営権の行方に向かっている。しかしこれよりも注視すべきことは、一家がこれまで見せてきたひき逃げ、家政婦不法雇用、ナッツリターン、水かけなどの相次いぐ不祥事だ。このコーナーの9月7日付「CJグループ有力後継者のあきれる逸脱」で指摘した「王冠の重み」の話をまた取り上げるしかない。当時、李在賢(イ・ジェヒョン)CJグループ会長の長男のイ・ソンホCJ第一製糖部長は麻薬密輸などの個人の過去が問題だった。韓進家の葛藤は企業経営権の世襲をめぐる韓国財閥家の問題点を改めて浮き彫りにした事例だ。経営権争いの影響は総帥一家を越えて韓進グループの職員、さらに国の経済に及ぶこともある。株主総会の票対決に先立ち、この人たちは「王冠の重み」に耐える資質と意志があるのかという点から確認してみる時だ。

ナム・スンリュル/経済産業エディター

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