韓進グループ会長「利益出なければ捨てる」…大韓航空、構造調整に出るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.21 09:18
「利益が出ないなら、捨てるべきだ」。
韓進(ハンジン)グループ趙源泰(チョ・ウォンテ)会長の言葉だ。趙会長はグループの核心系列会社である大韓航空を中心に航空産業に注力する一方、利益が出ない事業に対する構造調整の可能性を示唆した。彼は19日に米ニューヨークで開かれた記者懇談会で、「現在の経営状況はあるものを守るのも難しい環境。大韓航空が全体的に落ち着いたら整理するものが少しありそうだ」と話した。
趙会長は4月に死去した趙亮鎬(チョ・ヤンホ)前韓進グループ会長を継いで5月にグループ総帥の座に上がった。財界では趙会長が年末の定期人事を通じ漸進的な構造調整を進めると予想する。経営権防御から抜け出し本格的な経営の動きに出るだろうと分析される。