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アマゾン・スターバックスの心臓に…ロッテが米シアトルでホテル運営へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.30 09:53
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ロッテホテルがハナ金融投資と提携し、米国系私募ファンド「スターブリッジ」から米シアトルの「ホテル・アット・ザ・マーク(Hotel at the Mark)」を1億7500万ドル(約193億円)で引き受けたと29日、明らかにした。ロッテホテルはここに来年6月から「ロッテホテルシアトル(LOTTE HOTEL Seattle)」の看板をかけて40年間にわたり委託運営する計画だ。

ロッテホテルは資産軽量化(Asset-Light)戦略でホテル経営委託契約を締結した。ホテル経営委託契約とはホテルを買収するよりも負担が少なく、ハイアットやマリオットなど有名グローバルホテルグループが好んで使う方式だ。金融機関と協力して委託運営契約を締結したのは国内で初めて。ロッテホテルは契約条件に基づき全体金額の30%(約600億ウォン)だけを投資し、今後は委託運営手数料を受ける。

 
ロッテホテル・シアトルはシアトル5番街に位置する44階建て高級ホテルで、タコマ国際空港から車で約15分(約20キロ)の距離にある。ビルの1-16階には客室189室(スイートルーム31室含む)を保有、インテリアは産業デザイン界の伝説と呼ばれるフランスのスターデザイナー、フィリップ・スタルクが担当し、昨年完工した。近隣地域にはアマゾンをはじめ、マイクロソフト、スターバックスなどフォーブス500大企業の本社とアップル、ディズニー、HPなどグローバル企業の事務所もある。

別の建物だがホテルとつながった3階規模の教会はミーティングルームや宴会場として活用される。この教会は米国初の礼拝堂を改造した建物であり、米国で最も古いボザール(Beaux-Arts、アカデミック古典主義)様式で4000個を超えるパイプオルガン装飾がある。この建物が近隣企業のイベント需要を引き込むと、ロッテホテルは期待している。

ロッテホテルは2015年、米ニューヨークの「ザ・ニューヨークパレス」ホテル(現ロッテ・ニューヨークパレス)を引き受け、米国に進出した。今回の契約でロッテホテルグアムを含めて米国に3つのホテルを運営することになった。このほか、ウズベキスタンのタシケント、ロシアのウラジオストク、サマラ、サンクトペテルブルク、ベトナムのハノイ、ホーチミン、ミャンマーのヤンゴン、日本の新潟県妙高市など海外に12カ所のホテルを保有または運営している。

ロッテホテルのキム・ヒョンシク代表取締役は「米国北西部の最大都市のシアトルにまで進出し、有数のグローバルホテル企業と肩を並べるホテルブランドになった」とし「国内ホテルブランドからグローバルホテルブランドへとその地位を高めていきたい」と述べた。

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    2019.12.30 09:53
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    ロッテホテル・シアトル[写真 ロッテホテル]
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