日本メディア「孤立脱出が文大統領の成果…安倍首相より意図的に遅く到着か」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.25 15:30
25日の日本メディアは、前日に行われた韓日首脳会談について「会談が行われたこと自体に意味がある」「しかし道のりは遠い」などと分析した。
「日韓は成果よりも、今回の会談を行ったこと自体に意味を見いだそうとしている」(朝日新聞)、「協議を続ける方針は一致したものの、関係悪化の発端である元徴用工問題の解決策は見通せない。正常軌道に戻すまでの道のりはなお遠い」(日本経済新聞)、「関係悪化に一定の歯止めかかった。しかし徴用問題をめぐる隔たりは狭まらなかった」(読売新聞)などだ。
読売新聞は「韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄で対日関係の悪化を米韓関係の摩擦にまで拡大させた韓国の立場としては、日韓関係回復のきっかけとしたのが収穫」と伝えた。続いて「文在寅政権は北朝鮮との対話が中断し、日本や米国との連携がこれ以上弱まれば、周辺国から孤立することも考えられた」という見方を示した。文大統領にとって今回の会談は「外交孤立脱出」の機会だったということだ。