日帝による創氏改名? 仁川芍薬島、本来の地名「勿チ島」を取り戻すだろうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.18 10:40
仁川市東区万石洞(インチョンシ・トング・マンソクドン)には芍藥島(ジャクヤクド)という無人島がある。日帝強占期にこの地域を購入したある日本人画家が「島の形態がシャクヤクのつぼみに似ている」として名付けられた。
最近、仁川市東区はこの島の名前を勿チ島(ムルチド)に変更しようとする計画を推進している。東区によると、芍藥島の本来の地名は勿チ島だ。江華(カンファ)海峡の激しい潮流がぶつかる島だといって名付けられた地名だ。御営庁登録を見ると、勿チ島が朝鮮時代の成均館(ソンギュングァン)が土地、または税金を受ける折受処(官僚が税金の一部を受けるように王が定めた土地)だったとの内容が記されている。高宗(コジョン)実録にも外国船の出没を報告する内容に勿チ島が登場する。