韓日首脳会談の呼び水となる文喜相案 「予定通り今週発議」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.16 08:02
今月24日中国北京での韓日首脳会談開催が占われている中で、最大争点である強制徴用問題解決策に関連し、今週、韓国の国会ではいわゆる「文喜相(ムン・ヒサン)案」が発議される予定だ。「文喜相案」は韓日両国の企業と国民の自発的寄付金を通じて強制徴用被害者に慰謝料を支給するというものだ。
議長室関係者は15日、「国会の状況とは関係なく、強制徴用関連法案を今週発議するという目標に変わりはない」とし「韓日首脳会談開催のための雰囲気づくりという次元ででも必要なこと」と話した。16日には東京で韓日輸出当局間の局長級協議が開かれる。韓日間で輸出規制関連の協議が行われ、週内に「文喜相案」が発議されれば、韓日両側で互いに要求している輸出規制・強制徴用の解決策についての議論が同時に行われる形となる。韓日間で首脳会談が開かれるのは昨年9月の国連総会以降13カ月ぶりだ。