米国も行動…「平壌を30分以内に打撃可能」ICBM試験へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.12 13:10
米国が連日、韓半島(朝鮮半島)に偵察機を飛ばす一方、本土ではミサイル発射試験を準備している。年末の挑発を示唆した北朝鮮に向けて米国が軍事的な動きで圧力を強めているとみられる。
12日の民間航空専門サイト「エアクラフトスポット」によると、米空軍戦略偵察機E-8Cジョイントスターズ(JSTARS)はこの日午前2時ごろ、韓半島上空2万9000フィート(8.84キロ)で監視飛行をした。胴体前部下の長さ7.2メートルの高性能監視レーダーで250キロ離れた地上の標的を監視するJSTARSは、最大10時間ほど飛行しながら地上の標的600個を同時に追跡できる。こうした性能のため主に移動式発射車両(TEL)や野戦軍の動きを把握するのに活用される。北朝鮮が7日、東倉里(トンチャンリ)試験場で「重大な試験」をしたと発表するなど大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の兆候を見せると、米国が集中監視に入ったということだ。