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「ファーウェイ制裁を機にシェア20%へ」…サムスン5G市場で世界2位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.10 10:49
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「2025年までにグローバル通信装備市場シェア20%」。サムスン電子のネットワーク事業部が年初に出した目標に近づいている。サムスン電子ネットワーク事業部は今年5G(世代)移動通信装備を前に出し、過去最大の業績を出す見込みだ。昨年末5%台だったグローバル市場シェアを1年間で11%まで引き上げ、特に5G通信装備市場では23%で2位になった。来年は5Gサービス国が増え、サムスン電子の強みである高周波数(28GHz)帯域装備の需要も増加する。しかしサムスン電子が「通信装備市場シェア20%目標」を達成するためには、中国と東南アジア、欧州市場で急速に市場シェアを拡大しているファーウェイ(華為技術)との激戦が避けられないとみられる。

◆ファーウェイを追撃

 
通信業界と証券業界によると、サムスン電子ネットワーク事業部は今年6兆2500億ウォンの売上高が予想される。昨年(4兆1000億ウォン)に比べ50%以上も多く、サムスン電子全体の事業部の中でも最高の売上増加率だ。

サムスン電子ネットワーク事業部の昨年の世界市場シェアは5%前後で5位だった。エリクソン(29%)、ファーウェイ(26%)、ノキアはもちろん、ZTE(12%)よりも低い。しかし今年は全体の通信装備市場でシェアが11%に上昇し、順位は1つ上がった。5G市場だけを見ると最高の有望株だ。サムスン電子の7-9月期の5G装備市場シェアは23%で、ファーウェイ(30%)に近づいた。エリクソン(20%)やノキア(14%)を完全に追い越した。

サムスン電子が5G装備市場のシェアを高めることができた最も大きな要因には米国のトランプ政権が挙げられる。トランプ政権がセキュリティー問題でファーウェイに制裁を加える間、サムスン電子が躍進したからだ。まず、世界最大通信市場の米国でベライゾン、AT&T、スプリントなど主要移動通信会社がサムスン電子を5G装備の供給会社に選定した。現在、米国内の一部の大都市を中心にサービス中の5Gは来年からは全国に拡大する。また、サムスン電子は来年の東京オリンピック(五輪)を契機に5Gサービスを準備中の日本市場にも進出した。サムスン電子はKDDIの5G装備供給会社に選ばれ、そのほかの移動通信会社の装備供給問題についても論議している。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの日本の移動通信4社は5Gネットワークに5年間で17兆ウォン(約1兆5500億円)を投資する。従来のLTEの5G転換費用も32兆ウォンと推算される。

◆5Gスマートファクトリー構築…昨年末には社長交代

サムスン電子の5G市場確保戦略もシェア拡大に決定的な役割をした。サムスン電子は昨年末、ネットワーク事業部のトップを交代して組織を刷新した。田敬薫(チョン・ギョンフン)副社長が年末の定期人事前に新しいトップに選任された。田副社長は5G用アンテナと無線通信用チップ開発を主導した5G技術研究の最高の専門家として知られる。

通信業界では当時、「田敬薫副社長が5G装備の競争力強化という特命を受けた」とし「これは同時にサムスン電子が来年5G市場で攻勢に出るという強いメッセージ」と解釈した。李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は今年1月3日、現場経営の最初の訪問先に5G通信装備生産ラインがある水原(スウォン)事業場を選択した。李副会長は高東真(コ・ドンジン)IT・モバイル(IM)部門代表(社長)、盧熙讃(ノ・ヒチャン)経営支援室長(社長)、田敬薫ネットワーク事業部長(副社長)を集め、「新しく開かれる5G市場で挑戦者の姿勢で競争力を高めるべき」と強調した。

これに先立ちサムスン電子は昨年8月には5Gを4大未来成長事業(AI、自動車電装、バイオ)の一つに選定し、水原事業場は不良率を画期的に引き下げて生産性を高めることができるスマートファクトリーとして構築した。

◆来年の見通し明るく…28GHz技術力でファーウェイ上回る

来年の世界通信市場では米国と日本に続いてドイツ、フランス、英国などが5Gサービスを始める。また、現在の5G(6GHz低周波数帯域)より通信速度が速くなる高周波数の28GHz帯域の装備投資が本格化する。

サムスン電子の最大のライバルはファーウェイだ。ファーウェイは中国と東南アジアの5G市場で勢いを見せていて、米国の制裁への参加を拒否しているドイツ、フランスなど欧州市場を狙っている。サムスン電子が今年、ファーウェイ制裁の恩恵を受けたとすれば、来年は本格的な技術競争が予想される。

サムスン電子の関係者は「自信はある」と語った。まずサムスン電子は5G装備と端末(スマートフォン)、チップセット分野の技術力をすべて保有し、通信装備だけを製造するエリクソンやノキアより優位ということだ。通信装備市場の唯一のライバルはファーウェイということだ。

ファーウェイはサムスン電子と同じく5G装備、スマートフォン、チップセットをすべて製造している。サムスン電子が期待するのは、通信速度がさらに速くなる28GHz高周波帯域を使うスタンドアロン(SA-5G単独モード)装備市場が来年から開かれるという点だ。今年は韓国のほか世界各国の移動通信会社がLTEと5Gを共に使用できる(NSA=non stand alone)6GHz以下の低周波帯域の設備に多く投資した。サムスン電子の関係者は「6GHz以下の装備はファーウェイが開発が進んでいたが、28GHzは我々の方が技術力もはるかに進んでいて商用化も速かった」とし「28GHz市場が開かれる場合、技術力でファーウェイを完全に抑えることができるだろう」と話した。

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    2019.12.10 10:49
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