文大統領「南北平和メッセージに感謝」 ボノさん「平和への決意に敬意」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.09 15:26
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が9日、アイルランド出身のロックバンド「U2」のリーダーで社会運動家のボノさん(本名ポール・デビッド・ヒューソン)に会い、「公演の途中に南北の平和と統一を望むメッセージを送ってくれた」として感謝の意を表した。世界的なロックバンドU2は前日、ソウル高尺(コチョク)スカイドームでデビュー43年目にして初めて来韓公演を行った。文大統領夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏も高尺(コチョク)ドームを訪れ、U2の公演を観覧した。
文大統領は会談で、金正淑氏が公演を観覧したことを伝えながら「非常に立派な公演だったと聞いた。韓国公演の成功をお祝いしたい」と述べた。続いてU2の曲「Sunday Bloody Sunday」に言及し、「アイルランドの状況を歌ったものだが、韓国人が共感できるメッセージが込められている。韓国戦争(朝鮮戦争)が勃発した日も日曜日だった」と共感を表した。また「昨日は立派な公演だけでなく、公演中に南北の平和と統一を祈るメッセージもあった」とし「ドイツの統一後、韓国国民も南北の平和と統一を望む熱望が強まった」と伝えた。