来年１月公開を確定した映画『南山（ナムサン）の部長たち（原題、ウ・ミノ監督）』のインターナショナルポスターが海外の有力メディアに先に公開されて話題を集めている。

今月６日、海外有力メディア「バラエティ」は『南山の部長たち』のインターナショナルポスターを公開した。『南山の部長たち』は１９７９年第２の権力者と呼ばれた中央情報部長（イ・ビョンホン扮）が大統領暗殺事件を行う前に４０日間の話を描いた映画。韓国近現代史の最もドラマチックな瞬間と時間を扱った映画であるだけに海外でも注目する作品だ。

バラエティ紙は「『南山の部長たち』は日本、フィリピン、シンガポール、台湾に先行販売され、２０１６年『インサイダーズ／内部者たち』で興行に成功した俳優イ・ビョンホンとウ・ミンホ監督の２作目の作品」とし、「現在、後半作業中であるこの映画は俳優－監督の組み合わせだけでなく、テーマに対する高い関心を考えると韓国で高い収益を上げる映画の中の一つになるだろう」と報じた。

公開されたインターナショナルポスターには『南山の部長たち』の英文タイトルである「Ｔｈｅ　Ｍａｎ　Ｓｔａｎｄｉｎｇ　Ｎｅｘｔ」と「Ｗｈｙ　Ｈｅ　Ｐｕｌｌｅｄ　Ｔｈｅ　Ｔｒｉｇｇｅｒ」という文章が書かれている。権力の第２人者だった金奎顕（キム・ギュピョン）を意味する英文名と彼がなぜ１０月２６日に大統領に向かって引き金を引いたのか質問するコピーが映画に対する好奇心を刺激する。

金奎顕に扮したイ・ビョンホンは盗聴時に使うヘッドホンをつけている姿、暗殺直前に銃を装填している表情のイメージで全世界の観客の注目を集めた。

『南山の部長たち』は５２万部が販売された同名のノンフィクションベストセラーの原作をベースに大韓民国の１９６０－１９７０年代近現代史の中の最もドラマチックな瞬間に選ばれる１９７９年１０月２６日大統領暗殺事件の現場とその前の４０日間のストーリーを淡々と描いた。来年１月公開予定。