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【コラム】北朝鮮の沿岸砲射撃にも手を打たなければ核の人質に転落する(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.06 16:44
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もし北朝鮮が自分勝手に引いた西海(ソヘ、黄海)「警備境界線」を侵したとして、韓国海軍の艦艇を拿捕し、韓国が対応したら核兵器を使うと脅したらどうするのか。北朝鮮の挑発に正しく対応できずに韓米同盟が堅固に維持されなければ起こり得る状況だ。

このような状況にさらされないためには、今から決然とした対応の意志を示さなければならない。今回の挑発に対して遺憾と再発防止を要求するだけでは不十分だ。また、北朝鮮が何も答えないのは同じ挑発を繰り返すつもりだと言っているのも同然だ。北朝鮮が挑発すれば、高い代償が伴うことを明確に示さなければならない。これが対北朝鮮の抑止力を維持し、後日の更に大きな挑発を防ぐ道だ。

 
2010年の天安(チョナン)艦爆沈と延坪島砲撃以後、北朝鮮がこれといった従来の挑発ができなかったのは、韓国軍が徹底した応酬の決意を示し、このような意志を行動で示したからだ。2015年の木箱地雷挑発の際に北朝鮮は前線司令部の公開警告状、準戦時状態宣言、48時間最後通牒、全面戦争をも辞さないと宣言、前方部隊戦闘準備完了の宣言、国境地域の住民避難まで息苦しいほどに緊張を高めた。それでも韓国側が揺らがずに北朝鮮の大砲4発発射に対して29発の応射で対抗すると最終的に対話を提案し、遺憾を表明した。2010年、しばし揺らいだ対北朝鮮抑止力を復元させたのだ。

これを教訓に我々の決意を見せなければならない。まず、14カ月連続で射撃訓練ができずにいる延坪島・白リョン島自走砲部隊の射撃訓練を一度北朝鮮と反対側で実施することだ。北朝鮮の沿岸砲射撃について比例性の原則(principle of proportionality)に則った対応だ。第2に、ブルックス元在韓米軍司令官が主張したように、来年の合同演習再開に備えて韓米軍当局間の協議を開始することだ。北朝鮮の挑発が繰り返されれば合同演習を再開する可能性があるという警告であり、停滞した米朝核交渉を復活させるカードにもできる。

北朝鮮の核の脅威に対応するもっと根本的な対策も考えなければならない。最近一部では戦術核再配備、核武装の主張が出ている。北朝鮮の核保有は韓国の安全保障のニューノーマルになる最悪の場合に備え、当然ながらあらゆるオプションを検討しなければならない。しかし、その前にできることがある。まず、核拡大抑制の実行力を高める方策を韓米間で精巧に発展させなければならない。2015年に拡大新設した韓米抑制戦略委員会(DSC)を活性化させれば良い。北大西洋条約機構(NATO)式の核共有についても議論できる。第2に、北朝鮮の核に対応した韓国の3軸システムの構築のために拍車をかけなければならない。

米朝交渉を行っているにもかかわらず、北朝鮮は韓国への脅威を強化している。政府外交・安保陣容は今の決定が大韓民国の安保30年を左右するという緊迫感と北朝鮮の意図を見通す戦略的視点を持って、北朝鮮の挑発への対応に取り組まなければならない。

趙太庸(チョ・テヨン)/元外交部次官

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