韓国国防部長官、北朝鮮の新たな道に言及し「軍最強の戦闘力の維持を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.04 17:48
鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が4日、全軍指揮官の前で北朝鮮の「新たな道」に言及し、実戦のような訓練の必要性を強調した。軍当局が最近、北朝鮮の動きを鋭意注視していることを示している。
鄭長官はこの日、国防部庁舎で開かれた「2019年末全軍主要指揮官会議」で「北朝鮮は、我々と米国政府に対して年内に対北朝鮮政策を転換しなければ対話に応じず『新たな道』を模索するという一連の主張により緊張を高めている」と評価した。続けて「北朝鮮は戦闘飛行術大会を行い、西海(ソヘ、黄海)の昌麟島(チャンリンド)沿岸砲射撃で9・19軍事合意に違反した」とし「最近は超大型放射砲を発射するなど、今年に入って13回ミサイルを発射し、軍事活動が増強しているため鋭意注視している」と指摘した。