北朝鮮の特異動向を感知か…標的600個追跡可能な米偵察機が飛行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.28 15:40
韓半島(朝鮮半島)上空に米国の核心偵察機が2日連続で姿を現した。最近、西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)近隣での砲射撃など北朝鮮の武力示威に対応し、米国が監視と警告に動き出しているという見方が出ている。
海外軍用機追跡サイト「エアクラフトスポット」によると、E-8Cジョイントスターズ(JSTARS)1機が28日、韓半島の上空3万2000フィート(9753.6メートル)を飛行したことが分かった。前日、ソウルと京畿道(キョンギド)一帯の上空にRC-135V(リベットジョイント)偵察機を飛ばしたのに続き、この日はJSTARSを送って公開偵察活動をしたのだ。
軍内外では米偵察機の2日連続の公開的な登場は異例という声が出ている。軍関係者は「通常、軍用機は作戦を展開する際、保安のために位置発信装置を消して運航する」とし「これら偵察機は見せつけるように該当装置をつけて2日連続で登場したが、最近ではあまり見られないこと」と話した。23日の昌麟島(チャンリンド)での海岸砲射撃などを念頭に置いて、米国が北朝鮮に向けて「軍事的な緊張を高めるな」という信号を送っているという見方が多い。