【コラム】韓国半導体100年の道に中国の猛追(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.19 10:52
来年から本格化する第5世代移動通信(5G)の国際標準化は第4次産業革命時代の実質的な開幕を意味する。最近の米中貿易戦争の本質も5G基盤の技術・市場覇権戦争という点に注目する必要がある。米国がファーウェイ(華為技術)の5G技術拡張を阻止しながら、中国の半導体・情報通信産業に対しても知識財産権を認めて政府の補助金支給を撤回するよう強く要求してきた背景といえる。
米国はインテル、マイクロン、クアルコム、テキサスインスツルメンツのような半導体分野、アップルのスマートフォン分野、グーグル、フェイスブック、アマゾンのようなインターネット分野など世界最高の情報通信技術(ICT)を保有する国だ。中国はファーウェイ、シャオミ、Vivo、OPPOのスマートフォン分野、バイドゥ、アリババ、テンセントのようなインターネット分野で米国を速いペースで追撃している。日本も近づく東京オリンピック(五輪)を控えて第4次産業革命分野のグローバル競争に参入している。