トランプが気を揉む中東石油輸送路、真っ先に駆けつけた安倍の野心(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.12 11:28
◇安倍首相、米・イランの心つかみ自衛隊拡大まで
結局日本が中東に艦船を追加派遣し独自の活動に乗り出したのは「2匹のウサギ」を狙ったものと解説できる。トランプ大統領の石油輸送路保護要請も聞き入れ、将来に備えてイランの気持ちも逆なでしないということだ。追加派兵の目的を対外的にあえて「情報収集」としたのは平和憲法と日本国内の世論を意識したとみられる。だが中東追加派兵で自衛隊の国際活動を強化し、現在憲法上軍隊ではない自衛隊を実質的な軍隊に認めさせようという意図もうかがえる。中東地域に対する影響力拡大の意図も明確だ。