文正仁補佐官「米中戦争の可能性…北東アジアの新しい共同体秩序を作らねば」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.08 16:28
文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は7日、北東アジア情勢について「相対的に停滞する米国と急激に国力が増大した中国の間で戦争が勃発する可能性を排除することはできないという見方がある」とし「北東アジアで統合と協力が制度化した新しい共同体の秩序を作らなければならない」と述べた。
文特別補佐官はこの日、延世(ヨンセ)大学で開かれた「大韓民国の未来100年展望国際学術フォーラム」で「北東アジアが米中間の新冷戦構図に進み、中国と日本の間の新しい競合構図が生じる可能性がある。韓日中の民族主義が衝突しかねない」と明らかにした。
文特別補佐官は「現代の最大の課題は米中間の対立構図」とし「比較的停滞している覇権国の米国と急激に上昇する中国間の微妙な葛藤や競合関係など(北東アジアの)不安定性が存在する」と述べた。