韓国政府「韓米空軍訓練しない」…翌日に米国「計画通り進行」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.05 16:39
米国防総省が4日(現地時間)、韓国国防部が対北朝鮮外交のために中断すると明らかにした連合空中訓練を「計画通り実施する」と明らかにした。韓米空軍は毎年12月、ビジラントエース(Vigilant ACE)という名称でグアムからB-1B爆撃機編隊などが展開したなか大規模な連合空中訓練をしてきた。その代わり韓米両国はビジラントエースという名称は使用せず「連合飛行訓練行事(Combined Flying Training Event)」という新しい名称を使用することが確認された。
米国防総省のイーストバーン報道官はこの日、韓米両国は昨年に続いて今年12月もビジラントエースを実施しないのかという中央日報の質問に対し、「近づいている連合訓練を省略する計画は全くない」と否認した。続いて「我々は計画通りに『連合飛行訓練行事』をするための手続きを進めている」と述べた。ビジラントエースを連合飛行訓練という新しい名称で実施するということだ。
イーストバーン報道官は電話で「連合訓練を実施するという立場に変わりはない」とし「すべての訓練と同じく、この訓練の目的も両国軍のパートナーシップを強化し、相互運用性(interoperability)を向上させるためのものだ」と説明した。