読売新聞「安倍首相、逃げ回っているとみられると良くないので文大統領の対話要請に応じた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.05 13:36
4日(現地時間)、タイ・バンコクで文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相が対話をしたことに関連し、日本メディアでは両国間の「温度差が目立った」(日本経済新聞)という分析が出てきた。特に今回の対話で文在寅大統領の積極的な姿勢に注目した。
読売新聞は5日の関連記事で文大統領が先にソファに座って対話することを提案したと紹介し、安倍首相の受け身の姿勢を強調した。同紙は日本政府関係者を引用し、「『(対話を避けようと)逃げ回っているとみられると良くないので、首相は対話の要請を受け入れた。徴用工問題で新たな提案があったわけではなく、物事は動いていない』と冷ややかだ」と伝えた。
また同紙は青瓦台が今回の対話を「歓談」と表現したことについても否定的な認識を表した。同紙は「韓国が対話の成果を強調したのは米国を意識したという見解が支配的」とし「韓国は、8月22日に破棄を決定した日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の維持を米国から強く求められており、日本との対話姿勢を米国に示したいというわけだ」と指摘した。また日本高官を引用し「(文大統領の支持率が低下し)内憂外患でこれ以上、日韓関係をこじらせるわけにはいかないのだろう」という日本政府内の分析を伝えた。