韓経:李洛淵首相「韓日対話、これからは公式化」…安倍首相「状況をこのまま放置してはならない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.25 07:58
李洛淵(イ・ナギョン)首相と安倍晋三首相が24日、日本東京で会談を行って韓日両国間関係悪化をこれ以上放置できないということで意見を一致した。今年7月、日本が半導体・ディスプレイ素材3つに対する輸出規制を踏み切って以降初めて両国の最高位級要人が会って関係回復の必要性に意見を一致させたということから少なからず意味があるという分析だ。だが、この日の顔合わせでも安倍首相は「国と国との約束は守らなければならない」という既存の立場を貫き、実際の関係回復に達するまではまだ道のりが遠いという指摘も出る。
徳仁天皇の即位式に韓国代表として参加した李首相はこの日、東京総理官邸で安倍首相と21分間会談を行った。予定していた会談時間10分をはるかに超えて行われた。迎賓館でなく外交実務陣の即刻的な補佐を受けることができる総理官邸で予定より2倍長い時間の間、李首相と対話したということから日本側がこの日の会談に大きく気を遣ったという分析が多い。