韓経:日本型長期不況に「負債デフレ」懸念も…韓国政府は「一時的現象」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.02 09:09
9月の消費者物価上昇率が過去初めて2カ月連続でマイナスになると、韓国政府は直ちに「外部要因による一時的な現象にすぎない」という反応を見せた。金容範(キム・ヨンボム)企画財政部第1次官は1日のマクロ経済金融会議で「国際原油価格や農産物価格が急変して一時的に生じた現象にすぎず、低物価状態が長期間続くデフレ状況ではないと分析される」と説明した。
しかし専門家らの見方は違う。「デフレが迫っているが、政府の現実認識はあまりにも安易だ」という意見が多い。外部要因とは別に経済主導者の消費心理と需要も冷え込んでいるという点でだ。「政府がデフレに入った事実を明確に認識して経済の活性化に注力しなければ『日本式長期不況』が現実になる」(成太胤延世大経済学部教授)という声も出ている。消費者物価が8月に続いて9月にもマイナスになり、長期不況局面に入るのではという懸念が強まっている。