韓経:サムスン電子、今年の営業利益「半減」か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.17 09:46
サムスン電子の業績を支える半導体とスマートフォン事業の競争力が揺らいでいる。米中貿易紛争の余波などによりスマートフォンとメモリー半導体の需要が減り、今年のサムスン電子の営業利益は昨年の58兆8900億ウォンの半分にも満たないとの見通しが出ている。半導体不況は来年まで長期化する可能性まで提起されている。
サムスン電子高位関係者は16日、「4-6月期に入り半導体事業をめぐる外部環境が急速に悪化している。会社内部でもメモリー半導体の業況が年末まで回復しないだろうとの意見が多数」と話した。彼は「今年と来年の半導体事業戦略をすべて組み直している」と付け加えた。サムスンはこうした内部見通しを来月の4-6月期業績発表会の際に株主と投資家に説明する計画だという。サムスン電子は4月末の1-3月期業績発表会当時だけでも「4-6月期には需要の段階的な回復傾向を期待する」(メモリー事業部チョン・セウォン副社長)としていた。