最強性能の予感…韓国型戦闘機事業が本軌道に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.27 13:42
過去最大の武器開発事業となる韓国型戦闘機(KFX)事業が本軌道に入った。戦闘機の開発に8兆6000億ウォン(約7700億円)、120機の生産に10兆ウォンが投入される計18兆6000億ウォンの超大型事業だ。防衛事業庁は24日から3日間、KFX事業に対する詳細設計検討(CDR)会議を開き、最終合格判定を出した。これを受け、10月から試験用戦闘機の製作に入る。2016年1月に開発に着手してから3年9カ月目だ。KFXを製作する韓国航空宇宙産業(KAI)の柳光洙(リュ・グァンス)KFX事業本部長は「KFX開発に必要な詳細設計図面1万2000枚のうち9300枚を完成した」とし「戦闘機の核心装置と構造を含めて詳細設計の78%を終えた」と述べた。
KFXは近く退役するF4、F5戦闘機の代替用だ。F16以上の性能を持つ双発エンジン戦闘機となる。この戦闘機が2026年から配備されれば韓国空軍の戦闘力は急上昇する。開発目標は第5世代級ステルス戦闘機F35より低い第4.5世代だが、性能は期待以上だ。開発機関はKFXのステルス機能の公開を避けているが、レーダーに0.5平方メートルの大きさの飛行物体に見えるという。グローバルセキュリティーによると、米海軍のF/A―18E/Fと仏ラファールはレーダーに1平方メートルの大きさに、F15は25平方メートルに、ステルスのF35は0.005平方メートルに見える。