【コラム】安倍氏が退いても韓国に対する強硬基調は変わらない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.25 08:47
◆悲願の改憲は次期首相へ?
日本政界では「安倍氏は憲法改正のための国民投票で敗北して退陣するかもしれない」との言葉が飛び交う。安倍氏の最優先課題は憲法改正で、政権末期まで憲法改正の未練を捨てられないだろう。しかし、連立与党である公明党が憲法改正に消極的という状況では、安倍氏の思惑通り憲法改正につながる可能性は非常に低い。安倍氏が憲法9条を除く憲法改正を試みても、安倍氏の任期中には国民投票を通過できないだろうというのが一般的な見方だ。安倍氏は憲法改正を現実化させるためにも、今回の改閣で自身の後継者構図を明確に打ち出そうとした。安倍氏は「1年後には岸田を幹事長にする」と言いながら「岸田推し」に熱心だ。菅義偉官房長官にも配慮を惜しまない。菅氏は「令和」元号発表後、知名度が急激に上昇をしながらポスト安倍候補1位に浮上した。