トランプ大統領、ボルトン補佐官解任理由「金正恩にリビアモデル言及し妨害」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.12 14:18
ドナルド・トランプ米大統領が11日(現地時間)、ジョン・ボルトン前国家安全保障補佐官を電撃解任した第1の理由として金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長にリビアモデルを言及する「非常に大きな間違いを犯した」と述べた。核開発を放棄した後、数年後に反対勢力に殺害されたリビアの国家元首「(ムアンマル・)カダフィに何が起こったのかを見ろ」と言及してのことだ。当初、アフガニスタンのタリバンとキャンプ・デービッドの秘密交渉を漏洩したのが解任理由と知られたが、自身の対北朝鮮外交を妨害したためだと述べたのだ。
トランプ大統領はこの日、電子たばこ規制に関するホワイトハウス会見中に「何がボルトンと決別させたのか」という質問に「彼はいくつかの非常に大きな間違いを犯した」とし「彼が金正恩にリビアモデルのことを話した時、言ってもいい言葉ではなかった」と述べた。また「単にカダフィに何が起こったのかを見ろ」と付け加えた。