河野外相の「無礼」な主張に青瓦台はGSOMIAで対抗
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.07.20 11:30
韓国と日本の政府が19日、また激突した。河野太郎外相はこの日、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使を呼び出し、韓国最高裁の徴用賠償判決を議論する仲裁委員会の構成に韓国政府が応じなかったことに強く抗議し、「韓国がいま行っていることは第2次世界大戦後の国際秩序を根底から覆すに等しい」と主張した。特に河野外相は、外交慣例上異例にも南大使の発言を遮った後、「無礼」という発言までしながら韓国政府を非難した。河野外相はその後、別の談話で追加の報復措置も示唆した。
これに対し青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「国際法違反の主体はむしろ日本」と直ちに反論した。韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)カードも前日に続いて2日連続で取り出した。青瓦台関係者はこの日、GSOMIAに関連し「質的にも量的にもすべてのオプションを検討する」と日本に圧力を加えた。外交関係者の間では韓日当局者がこのように強硬対応をしながら両国間の葛藤がさらに深刻になっていくという見方が出ている。