LNGで北極まで…サムスン重工業、砕氷LNG運搬船設計契約
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.04 15:50
LNG船の技術力を誇るサムスン重工業が北極まで進出した。サムスン重工業は4日、ロシア・ウラジオストクで開かれた第5回東方経済フォーラムで、ロシア国営造船所ズベズダ(Zvezda)と砕氷LNG運搬船設計契約を締結したとこの日、明らかにした。サムスン重工業は「ロシア北極(Arctic)LNG2プロジェクトに投入される砕氷LNG運搬船の技術パートナーに選ばれた」と明らかにした。
サムスン重工業が設計するLNG運搬船は原子力推進砕氷船に匹敵する45メガワット級の電力を生産し、氷点下52度で最大2.1メートルの厚さの氷を砕いてLNGを運送できる。サムスン重工業の関係者は「今回の設計契約でサムスン重工業の砕氷技術と主力LNG運搬船の競争力が確認された」とし「LNG船建造能力が砕氷商船に拡大し、地位はさらに高まるだろう」と述べた。