経済報復にもGSOMIA稼働…日本は情報要求し、韓国は応じた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.21 14:03
日本の「ホワイト国(安保友好国)」排除措置以降も韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を通した両国の情報交流が少なくとも3回は実施されていたことが分かった。北朝鮮のミサイル試験発射をめぐり、日本が情報交換を要請し、韓国がこれに応じながらだ。
21日、国防部によると、韓国と日本は今月6日、10日、16日に北朝鮮ミサイルに対する情報を互いにやりとりした。3回とも北朝鮮がミサイルを発射した日だ。北朝鮮は6日にイスカンデル級弾道ミサイル「KN-23」を、10と12日に「北朝鮮版エイタクムス(ATACMS)」と言われる新型戦術地対地ミサイルをそれぞれ2発ずつ発射した。軍関係者は「北朝鮮が挑発に出ると、日本が先に情報交換を要求し、韓国が応じる形でGSOMIAが活用された」と話した。