「米、中距離ミサイルのアジア配備…韓国は検討の対象ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.07 08:08
マーク・エスパー米国防長官の中距離巡航ミサイルのアジア配備発言に関連して米国は「韓国は検討の対象でない」と説明したことが5日(現地時間)分かった。専門家もミサイル配備の第1候補地は米海・空軍が中距離打撃能力を備えた北東アジア地域でなく東南アジアだと分析した。ただし、対中・対北朝鮮圧力レベルでの政治的な考慮にともなう選択の可能性は依然として残っているという指摘も出た。
ワシントンの消息筋はこの日、中央日報に「米国政府関係者が地上発射中距離巡航ミサイルと弾道ミサイルの配備場所として韓国は検討していないと韓国政府に説明したと理解している」と話した。同時に「北東アジア地域の米軍と韓国海軍・空軍が中距離打撃戦力を持っており、中距離ミサイルの配備が不必要であるうえに、中距離戦力が韓国に対する北朝鮮ミサイル脅威の抑止とこれといった関係がないため」と話した。