韓経:韓国、米中など20カ国と条約…企業間紛争解決速くなる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.06 10:27
韓国企業が外国企業と取引して紛争が起きた際に当事者同士で合意した結果(調停)に対して法的強制性を付与する国際条約に韓国が加入する。シンガポール条約と呼ばれるこの条約には韓国を含め米国、中国、日本など20カ国以上が署名する予定だ。加入国が国会などの批准手続きを終えれば今後国際調停は裁判所の判決と同じ効力を持つことになる。
5日の法曹界によると法務部のキム・オス次官は韓国政府を代表し7日にシンガポールで開かれる「調停に関する国際条約」の署名式に参加する。国連国際商取引法委員会(UNCITRAL)とシンガポールが主導したこの行事では米国と日本、中国、シンガポール、オーストラリア、スイスなど20カ国ほどが署名する見通しだ。3カ国以上で自国内の国会批准を通過すれば条約は即時発効される。