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【時論】反日を越えて克日で「美しい復讐」を準備しよう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.31 10:03
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我々の歴史を振り返ると、隣国にはあまり恵まれていないようだ。東アジアの代表的な大陸勢力である中国、唯一の海洋勢力である日本が順に韓国を苦しめた。韓半島(朝鮮半島)の地政学的な位置が我々をそのような運命に向かわせたのだろうか。

しかし我々の責任も大きい。旧韓末に迎えた受難は特にそうだ。当時の執権層は古い思潮にとらわれて世界史の激変を読み取ることができなかった。国の富を増やすことも、国家の防備を強化することも怠った。政治力も外交力も国防力も弱かったため国を維持できなかった。結局、恥ずべき36年間の日帝強占期を迎えることになった。

 
そのつらい記憶はのどに引っかかった異物のように依然として我々を苦しめている。2012年末に安倍政権が発足した後、韓日関係はさらに急速に冷え込み、両国国民までが大きな影響を受けている。韓国では不買運動が広がっていて、日本国民の嫌韓感情も強まっている。

中国はどうか。韓半島で南北間に緊張と葛藤が発生すれば、中国はいつも冷静な対応と当事者解決原則を強調する。韓半島の安定が中国の国益であるからだ。その中国がTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備問題に対しては完全に異なる非理性的な行動をした。自国の利益に合うと判断したのだろう。

国会議長だった2015年12月中旬、中国の習近平国家主席と北京で会った。歓談中に習主席は「(南京大虐殺のような)邪悪なことをした日本をそのままにしておくことはできない」と述べた。その言葉を聞いて「とはいえどうするのか、北東アジアの未来のためには共に進んでいくべきではないか」と話したが、習主席は怒りをこらえることができなかった。その表情を今でも忘れられない。その習主席が安倍首相と手を握って日中関係の未来を話している。わずか3年半で日本の蛮行を忘れたのだろうか。これが国際政治の冷厳な現実であり国益のための外交ではないだろうか。しかし我々はどうか。日本から「信頼できない国」というあきれるような攻撃を受け、中国には軽視されている。この渦中にロシアまでが韓国の独島(ドクト、日本名・竹島)領空を脅かした。

どうするべきなのか。5年前、筆者は東京で安倍首相に会った。当時、「日本内部の和も重要だが、北東アジアで韓日間の和も非常に重要なので、信義の中で和の形成に努力してほしい」と注文した。「和の文化」を建国理念としてまで強調する日本の自省を促す言葉だった。当時は両国首脳が会うのも難しい時期だった。

当然、日本は正しい歴史認識を持たなければいけない。自ら認めることは認めて完全に整理しなければいけない。ヴィリー・ブラント元西ドイツ首相は在任中、ポーランドの首都ワルシャワの戦争犠牲者碑石の前でひざまずいて謝罪した。その誠意ある行動一つでポーランド人の胸中のしこりは消えた。もし安倍首相が韓国の象徴的なところを訪問し、誠意を込めて謝罪をすればどうだろうか。

過去を忘れるわけにはいかないが、そこに閉じこもってもいけない。韓日はお互い信頼をさらに築かなければいけない。いま韓国政府がすべきことは先頭に立って反日感情を煽ることではなく、国民の克日精神を呼び起こすことだ。反日フレームは国論を分裂させるだけであり、国益と韓日関係の未来にプラスにならない。

日本に対する憎悪を深めるのではなく「美しい復讐」を準備しよう。我々の知恵を集めて実力を高め、日本よりはるかに競争力のある魅力的な強国をつくる必要がある。世界のどの国より正しく清廉で品格の高い社会を築くことが求められる。そうしてこそ本当に日本を克服し、東アジアの新しい平和と繁栄の花を咲かせる主役になれると信じる。

鄭義和(チョン・ウィファ)/元国会議長

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