韓日米外交、バンコクARFに集結…韓日、破局or方向転換の分岐点
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.29 07:01
今月末に開かれるARF〔東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム〕が日本のホワイト国(安全保障上の友好国)排除決定に関連して最後の分岐点になる見通しだ。韓日が正面衝突するか、米国の仲裁で劇的な転換を迎えるかの岐路だという見方だ。7月31日から来月3日までタイ・バンコクで開催されるアジア安全保障関連の多国間会議体制であるARFには、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と日本の河野太郎外相、米国のマイク・ポンペオ国務長官が出席する。
ARF会議で韓日米が3国共助を誇示する席が3国外相会談だ。ところがARF開幕を3日後に控えた28日までの時点で、いずれの側も3国外相会談の日程を発表しなかった。外交部当局者は「3国外相会談に関連しては肯定的に議論が進められている」と明らかにした。2日ごろで最終調整が進んでいるという。これに先立ち、国務省も26日(現地時間)、メディア向けのブリーフィングでARFを契機とした3国外相会談に関連して「米国と韓国、日本は同じ場所にいる機会があると一緒に集まりたいという思いがある」と説明した。このため、この日までに会談日程の発表がないのは日本が3国会談に消極的のためではないのかという見方もある。国立外交院のチェ・ウソン教授は「最終的に韓米日外相会談が開かれないことになれば、日本が拒否したということになる」とし「この場合、韓国に強硬なメッセージを伝えようとしていることになる」と説明した。