韓国統一・外交・安保特補「北、非核化の具体的行動で国連制裁緩和も可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.27 12:45
韓国の文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一・外交・安保特別補佐官が26日、北朝鮮が具体的な非核化進展を見せれば国連(安全保障理事会の対北朝鮮)制裁緩和の可能性もあると述べた。
文氏はこの日、ソウル中区のホテルで開催された「韓国・ハンガリー修交30周年記念フォーラム」で演説し、「そうなる場合、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が考えるさまざまな南北間経済交流協力と開城(ケソン)工業団地・金剛山(クムガンサン)観光の再開も可能」と明らかにした。
文氏は演説後、取材陣に対し、北朝鮮ができる「非核化の具体的な進展」について「東倉里(トンチャンリ)ミサイルエンジン試験施設と発射台を先制的に廃棄し、寧辺(ヨンビョン)核施設を検証を通じて完全に廃棄すること」と説明した。