ロシアの独島領空侵犯の時、日本の戦闘機は出撃しなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.25 10:10
23日、ロシア軍用機が独島(トクド、日本名・竹島)領空を侵犯した時、日本政府は自衛隊戦闘機を緊急出撃させたと明らかにした。だが、このような発表とは違い、日本メディアは自衛隊戦闘機が独島上空に緊急発進しなかったと24日、一斉に報じた。
この日、朝日新聞は「(ロシア機の独島領空侵犯時に)日本は緊急発進の対応は取らず、韓ロの両政府に外交ルートで抗議した」と伝えた。日本経済新聞も「日本政府は竹島を『わが国固有の領土』としているが、韓国が実効支配している。日本は周辺空域を軍事的な監視下に置く『防空識別圏』に設定せず、通常は緊急発進などの対応はしていない」と報道した。
この日、自衛隊戦闘機は独島ではなく東シナ海に飛んだ。23日午前、中国爆撃機2機が離於島(イオド)北西側から北上しながら対馬近隣の日本防空識別圏(JADIZ)を侵した時、日本政府は自衛隊機を緊急発進させた。引き続き、中国爆撃機2機がロシア爆撃機2機と合流して南下する時もJADIZを侵したため自衛隊機が再び緊急発進した。