強制徴用確定判決から9カ月…実際の賠償まではどれくらいかかるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.10 14:36
「原告は若くして家族と離別し、教育や職業選択の自由も奪われたまま、ただ日本が敗戦するまで被告が強制する労働に従事しなければならなかった。それでもその後50年以上の期間、責任を否定した被告の態度などを鑑みると、慰謝料の金額は少なくとも1億ウォン(現レートで約921万円)以上だとみるのが妥当だ」
2013年、イ・チュンシクさん(95)が受けたソウル高裁の判決だ。この判決は2018年10月、そのまま確定した。この大法院の確定判決によって長い訴訟に終止符が打たれるかのようにみえたが、訴訟はそう簡単に終わらなかった。弁護人は確定判決後、被告の企業に自発的に判決を履行するよう要求したが無回答だっただめだ。