【時視各角】韓日、難しい時ほど経済が答えだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.04 08:28
本当に厄介な隣人だちだ。今度は日本だ。中国だけでも大変なのに、また一つ加わった。なぜこのように挟まれた位置を選んだのか、先祖のせいにすることもできない。引っ越しができるわけでもなく、とにかく隣人として生きていくしかない。偏屈な日本、今すぐ悪口を言うのは簡単なことだ。しかし現実は容易でない。日本は韓国の弱みを突いて経済戦を仕掛けてきた。孫子兵法三十六計の「釜底抽薪(釜底の薪を抜く)」戦略だ。どう対応すればよいのか。選択は大きく3つある。
1つ目、戦いを決めれば「知彼知己」、相手の実力を知らなければいけない。日本は緻密だ。8カ月間も準備した。韓国を叩いても日本の被害が少ない手法を選んだ。その最初が今回のテレビ・スマートフォン・半導体用素材の事実上の輸出禁止だ。政府の「箝口令」で企業が口をかたく閉じているため正確な規模を算出するのは難しいが、概略、日本より30倍以上も韓国の被害が大きいというのが定説だ。こういうものが100個ほど準備されているという。