安保理由で輸出制限、WTOが認めたのは一度だけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.04 07:05
韓国に半導体・ディスプレー部品輸出を制限した日本が、30年余り前に欧州に同じような措置を取ったところ、国際社会から制裁を受けていたことが明らかになった。
韓国政府が世界貿易機関(WTO)に日本を提訴する場合、イシュー化できる規定の1つに挙げるのは「関税および貿易に関する一般協定」(GATT、WTOの前身)第11条だ。加盟国を対象に、関税などに従わない輸出入数量の制限を禁止する内容だ。産業通商資源部関係者は「GATT第11条は安保に深刻な影響を与えるなどの例外を除き、数量制限を禁止している」とし「日本の措置はGATT第11条に明らかに違反したとみられる」と話した。