「全部棚上げして一度ご飯でも…文氏からでも安倍氏からでもこのような提案を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.03 10:58
英国シンクタンク「政府政策研究所」のブロンウェン・マドックス所長は先月30日、米朝サプライズ板門店(パンムンジョム)会合を「ドナルド・トランプ米大統領の曲芸(stunt)」と定義し、「「トランプ大統領の個人技に金正恩(キム・ジョンウン)委員長が呼応して曲芸舞台を見せた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は影の役割を果たした」と話した。マドックス氏は韓国イメージコミュニケーション研究院(CICI)が外交部・文化体育観光部・海外文化広報院と主催した「文化疎通フォーラム(CCF)2019」に出席するために訪韓した。
マドックス氏は2日、中央日報とのインタビューで、韓国政府に対する助言を求める質問に「文大統領の最優先課題が平和であることはよく知っている」としつつも「しかし多くの韓国人が統一よりは経済を重視する状況で、文氏が経済問題にそれほど積極的でないことは理解しがたい部分がある」と答えた。英タイムズ(TheTimes)記者出身のマドックス氏はフィナンシャル・タイムズ(FT)にも北朝鮮など国際政治に対する寄稿文を活発に寄せている。