韓経:文在寅大統領「米中の中でどちらを選択する状況に達しないように」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.28 09:57
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、米中貿易葛藤に関連して「(韓国が)どちらを選択する状況に達しないように円満に解決されてほしい」と話した。文大統領はこの日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれる日本大阪で習近平中国国家主席と行った首脳会談で「米国と中国は韓国にとって1、2位の貿易国で全部重要だ」としてこのような意向を明らかにしたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者が伝えた。
この日、首脳会談で両首脳は北朝鮮の非核化とTHAAD(高高度ミサイル防衛)問題など韓半島(朝鮮半島)の平和体制構築案を集中的に話し合った。習主席は「THAADに関連した解決案が検討されてほしい」と話し、文大統領は「そのため、韓半島の非核化が重要だ」と答えた。習主席のTHAAD撤回要求に関連して青瓦台核心関係者は「両首脳は解決案が摸索されるべきだという原則的な話を交わしたものであり、非核化が先行条件という意味で言ったわけではない」と説明した。