国内に目を向けるべき投資、海外に逃げる…雇用4万減少=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.27 18:30
過去10年間、韓国製造業の海外投資増加率が国内設備投資増加率より2倍以上高かったことが分かった。この期間に製造業部門だけで4万2000余りに達する雇用が減った。外国は自国への海外投資を伸ばしている状況で韓国のみ投資が減っており、企業環境の改善を要求する声に力が加えられるものとみられる。
全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院が27日、2009年から昨年まで国内外投資の流れを分析した結果、製造業の海外投資増加速度が国内設備投資の2.7倍に達したことが明らかになった。製造業の国内設備投資の規模は2009年99兆7000億ウォンから昨年156兆6000億ウォンへと年平均5.1%増えた。同期間における製造業の海外直接投資は51億8000万ドル(約5600憶円)から163億6000万ドルに拡大した。年平均13.6%増えたわけだ。