米セレブのキム・カーダシアン、下着ブランド「Kimono」ローンチング…日本人が反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.27 06:55
モデルや女優としても有名な米セレブリティのキム・カーダシアンが新たにローンチした下着ブランド名に日本人が反発している。カーダシアンは歌手である夫のカニエ・ウエストとともに世界的に大きな影響力を持った有名人だ。
カーダシアンは25日(現地時間)、矯正下着ブランド「KimonoIntimates(キモノ・インティメーツ)」をリリースした。カーダシアンはこの日、「私の肌のトーンに合う矯正下着を探すのはなかなか大変だったが、やっとその解決策を出すことができる」とし「女性の体形と曲線を強調するもの」とツイートした。
だが、日本伝統衣装の名称である「着物(Kimono)」を下着ブランド名に使ったことをめぐり、日本人は「文化の簒奪」としながらカーダシアンを批判している。
十文字学園女子大学のシーラ・クリフ教授はBBC放送とのインタビューで「私がもし『サリー』(インドの女性服)という名のブラジャーを作ったら、とても怒る人がいるだろう。非常に無礼なことだ」としながら「着物は日本のアイデンティティー表現だ。キム・カーダシアンに属する単語ではない」と話した。
ソーシャルメディアでは着物の名前を守るための反カーダシアン運動も広がっている。日本人はハッシュタグ「#KimOhNo」を付けた掲示物を拡散している。
カーダシアンはブランド発売に先立ち、昨年米国で「KimonoBody 」「KimonoWorld]などの単語に対する商標登録を終えたことが分かった。