<済州フォーラム>「韓日、歴史問題を外交で解決…相手国民の悪魔化にストップを」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.30 07:17
第14回済州(チェジュ)フォーラムでは慰安婦被害者問題、強制徴用賠償判決、哨戒機・レーダー論争などで長期化・構造化した韓日葛藤の原因と解決法をめぐり専門家が額を突き合わせた。韓国国立外交院が準備した「北東アジア地域の平和と繁栄のための韓国と日本の役割」セッションでだ。
2017年10月から今年5月まで文在寅(ムン・ジェイン)政府初の駐日大使を務めた李洙勲(イ・スフン)前大使は29日、自身の経験を紹介しながら両国の関係悪化を「お互いの政治・社会的脈絡に対する理解不足のため」と分析した。李氏は「慰安婦合意や徴用判決などに対する韓国政府の立場を理解させるためには、まず韓国社会のダイナミックな変化に対する認識が前提になるべきだが、この部分を伝えるのが非常に難しかった」と話した。