「韓国のお金は信じられない」 NY・東京に家を買う100億ウォン台の韓国の金持ち(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.29 16:09
新韓銀行木洞(モクドン)PBセンターのキム・ヨンウン・チーム長は「昨年まで全体ポートフォリオで10%前後だった海外株式投資比重が今年に入って30%程度に高まった」と話した。未来アセット大宇WM江南ファイナンスセンターのチェ・チョルシク理事は「金持ちは子女の海外留学や出張などで海外企業に対する拒否感がほとんどない。むしろ第4次産業革命に関連しては米国IT企業のほうが競争力が高いとみて海外株式を積極的に買い始めた」と説明した。
国内経済に対する不安心理が高まりながら金(ゴールド)を買おうとする金持ちも増えている。金は代表的な安全資産だ。適当な投資先を探せず、マネー・マーケット・ファンド(MMF)など短期金融商品に預けておいたお金を金地金(ゴールドバー)に変えている。特に人気の100グラムは都市銀行で品薄現象が起きている。
韓国金取引所のソン・ジョンギル専務は「今年に入って3月までの間にも、ゴールドバーが月平均70キロ程度売れたが、4月から急激に増えて今月324キロと4倍以上売れた」とし「最近、配送日程を合わせるために2交代に変えて工場稼働時間を延長している」と話した。28日基準で1キログラムの金地金の販売価格は5600万ウォン(約511万円、付加価値税含む)。昨年末に比べて8%(400万ウォン)上昇した。