韓経:【社説】造船構造調整を妨げる韓国の「無法」労働組合、世界が見ている
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.24 13:13
ソウル桂洞(ケドン)現代重工業ソウル事務所の前で一昨日に行われた現代重工業と大宇造船海洋の労働組合員およそ1000人のデモは無法地帯を思わせた。全国民主労働組合総連盟(民主労総)金属労働組合所属の両社の労働組合がM&A(企業の合併・買収)反対集会中に警察に暴力を行使した。警察5人(機動警察2人含む)は歯が折れたり手首の靭帯を負傷し、軽傷者も続出した。
労働組合員はポリスライン(警察統制線)を越えて警察を攻撃し、盾を奪い、首をつかみ、地面に倒して公権力を無力化させた。大宇造船の大株主の産業銀行と現代重工業が年初に大宇造船買収契約(MOU)を締結した後に続いている騒動の延長だ。労働組合は産業銀行と現代重工業が株式交換を通じて中間持ち株会社(韓国造船海洋)を作る買収方式が「特恵」だと声を高めた。また人員削減は受け入れられないとして合併白紙のために総力闘争をしている。