河野外相、強制徴用問題で「韓国、事の重大性を理解していない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.24 07:09
23日午後(現地時間)、フランス・パリで開催された韓日外相会談で、河野太郎外相が韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官に対し、強制徴用問題に関連して強力な不満を表出した。
河野外相は冒頭発言で「韓国外務省の報道官が、『この問題をめぐる裁判で、韓国大法院が賠償を命じた判決を日本企業が履行すれば何ら問題がない』という発言をしたと承知している」とし「事の重大性を理解していない大変な発言で、こうしたことが日韓関係を難しくしている」と述べた。
これに先立ち、康長官は「令和時代の到来を心よりお祝い申し上げ、韓日関係において現在の難しい問題が克服されることを願う」と発言した。「両国間に難しい問題がある」とし「北朝鮮、また、韓半島(朝鮮半島)問題など、両国が協力していくべき事項も多くあり、機会があるごとに疎通することが非常に重要だと考える」ともした。康長官は両国間の疎通を強調する一方、河野外相は開始から批判性の発言をしたといえる。