韓国は「我々を好まない国」→「立派なパートナー」…トランプ大統領の関心は再選
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.14 15:54
トランプ米大統領が13日(現地時間)、辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長をホワイトハウス執務室のオーバルオフィスに招待する破格の歓待をした。オーバルオフィスは歴代米国大統領が主要懸案を決定してきた米国の心臓部だ。トランプ大統領はオーバルオフィスの中でもソファのような一般的な歓談場所ではなく、象徴的な「決断の机(Resolute Desk)」に座って辛会長と面談した。辛会長をそれだけ歓待したということだ。トランプ大統領が2017年1月に就任して以来、ホワイトハウスで韓国大企業のトップと会ったのは初めて。辛会長は最近、米ルイジアナ州ロッテケミカルエチレン生産工場への追加投資を決めた。事業費は計31億ドルにのぼる。
この「決断の机」は1月に米朝実務交渉のためにワシントンを訪問した北朝鮮代表団がトランプ大統領に会ったところでもある。当時、北朝鮮代表団を率いた金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長はトランプ大統領と向き合って椅子に座った。今回の辛会長も似た位置でトランプ大統領を向き合って座った。辛会長の隣には趙潤済(チョ・ユンジェ)駐米大使とロッテ関係者が、米国側からはポッティンジャー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長が同席した。ある元外交官は電話で「トランプ大統領には米朝会談と対米投資に対する関心が似たレベルという傍証」と分析した。